SSP, Safe and Sound Protocol とは
iLs, Integrated Listening Systemsとステファン・ポージェスStephen Porges博士の共同研究により20年にわたる臨床実験を経て実用化されたプログラムです。
このプログラムは、人の声に集中しやすくするという効果があり、ストレス、不安、聴覚過敏、注意力の不足、行動の調整、トラウマ、コミュニケーションの弱さに大きな効果があります。
ポージェス博士のポリヴェーガル理論に基づいており、ヘッドホンからの音楽を聴くことで、中耳の筋肉を鍛え、人の声の周波数に耳をチューニングする機能があります。
落ち着いて人と関わるためには、自律神経の安定が不可欠です。
自律神経、迷走神経のつながりと中耳やその周辺の関わりについては多くの研究がなされています。
SSPによって自律神経が安定し、身体、精神、脳の神経回路形成などに変化をもたらすと考えられています。
SSP, Safe and Sound Protocol は、1日1時間ゆったり静かな環境でフィルターのかかった歌を聴くプログラムです。このプログラムを通じ、人の声の周波数の範囲外に注意を奪われることが減ります。
5日聴く設定のプログラムですが、1週間に1、2セッションでも効果が報告されています。